みその健康教室 過去の開催テーマ

第15回みその健康教室「塩分と健康 」

第15回みその健康教室「塩分と健康 」 第15回みその健康教室「塩分と健康 」
第15回みその健康教室を開催しました

日時 平成 25年 7月 30日(月)午後 1時 30分 ~ 3時 00分
場所 会議室
内容 ・「塩分 と 健康」
講師  循環器内科 田村 真 医師
☆みその健康教室準備会スタッフよリ

 減塩、減塩と騒がれて久しい今日、 私達の食塩摂取量は減少傾向にありますが、 平均値は1日10グラムを越えており、 目標とされる1日6グラムには程遠いのが現状です。 日本人の三大死因の心疾患と 脳卒中に 高血圧 が関与しているのは明らかで、 高血圧を放置した場合等 「 認知症 」 の危険度が増すといわれています。 改めて、 塩分の摂り過ぎの怖さを知りました。

 また、 管理栄養士による 食品の 塩分含有量の見方や 調理の工夫 ( 出汁を上手に使う、 野菜の切り方の工夫等 ) で塩分の摂り過ぎを予防できる等、 多くを学んだ 1時間30分でした。

 参加していただいた皆様ありがとうございました。

内容(重点項目)
本来人間は一日4g ほどの食塩摂取で十分。 日本人は一日11g くらい摂取している。 一日6g が望ましい
 
減塩により血圧は明らかに低下する。 日本人の40% は 食塩感受性 で、 減塩の効果は大きいと考えられる。 逆に食塩摂取が多いと 夜間の血圧が上昇 し、 脳梗塞を発症する危険性が4倍も高くなる。
 
血圧が上昇するほど脳卒中、 心筋梗塞の発症率は大きく高くなる。 血圧が10mmHg 上昇すると、脳卒中の危険性は15 ~ 20% 高くなる。
 
脳卒中の死亡率は、 くも膜下出血が30%、 脳内出血が20%、 脳梗塞が10% と言われる。 脳卒中患者の1年以内の死亡率は40%である。
脳卒中発症 1年後の要介護者は 30% から 45% である。
 
心筋梗塞の致命率は30%、 入院中の死亡率は10% である。 退院した後の死亡率は1年後6%、 2年後10%、 3年後18%である。
 
日本人の三大死因 ( 癌、 心疾患、 脳卒中 ) のうち、 心疾患と脳卒中に高血圧が関与し、 要介護となった原因の第 1位の脳卒中に血圧が関与している。
 
高血圧を放置すると 認知症発症の危険性 が高くなる。 降圧剤の中でも ARB ( アンギオテンシン受容体ブロッカー ) が有効と考えられている。
 
ARB は認知症の予防の他、 腎臓保護、 心臓保護の効果を持つ。
 
高齢になると味覚が鈍くなり 、 濃い味付けになりやすい。 旨味成分や酸味に対して人間は感度が高く 、 それらを利用して減塩をすべきと考える。
 

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